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母の近況と 認知症JR事故問題 判決

久しぶりの記事ですが 今日は めちゃくちゃ長ーーーいので注意してくださいね~(笑)


数年前、母の病状の急変から 私は長年勤めた会社を辞め
家族の協力を得て 母を自宅で見守ることにしました。

当初は 食事の世話と洗濯・掃除 お風呂の介助程度だったので
週に2~3日は友人のお店のお手伝いパートに出ることもできていました。

でも 一昨年の夏あたりに母の病状の悪化でパート数時間も辞め
本格的な自宅介護をせざるを得なくなりました。 


当初は考えもしなかったこと
舅・姑ではなく 我が実の母なのに
こんなに 心も身体も疲れるものなのか。 
現在の環境と思いを 数年前は想像もしていませんでした。

歩行や言語にも不自由を感じるようになった母は
自分でできることがドンドン減り ほぼベッド上の生活になりました。

洗顔・歯磨きの洗面所と 3度の食事をダイニングで過ごすのみ。
車イスでそれぞれの場所に移動し、時間にすると トータル2時間ほどでしょうか、
それ以外は ベッドに腰かけた状態か 横になっています。

排泄については 尿意や便意はあるものの だんだん自力でできなくなって
1日に数回ポータブルトイレを使用。しぼり出す力が無くなってからは
残尿を1日数回導尿してあげます。
排便は決まった曜日に内服薬と外用薬を使って介助します。

パーキンソンの症状も現れ 食事も全部ひとりではとれません。
下の世話と食事の世話が完全に必要になると 
日中もそばから離れられなくなってしまいました。

母のように 頭がしっかりしていて 運動能力を奪われてしまう病気は 本当に残酷な病気です。
痴呆やアルツハイマー病などのように 脳と運動能力の障害が母と反対の場合も大変ですけど
どちらが 本人にとって幸せなのか・・
介護者はどっちの方が楽にできるのか・・なんて最近よく考えたりするようになりました。
まー考えたってどうにもならないんですけどね。

今の母には 身体の不自由さと 急に進行した言語の障害もあります。
数ヶ月の あっという間にうまくしゃべれなくなり 意思の疎通が難しくなってきました。

母は 必死に伝えようとのどを使いますが 空気だけがもれたり 息苦しそうでうまく伝わりません。
何度も何度も聞きなおすと 本人は腹立たしさと疲れで 伝えようとすることをあきらめてしまいます。

枕元には 生活用品や行動を絵で表した手づくりボードを用意し、
50音のボードもチビが作ってくれましたが なかなかうまく活用できていないのが現実です。

DSC_1609.jpg


若い人なら スムーズに文字や絵を指すことができますが
震える手で どこにあるか探しながらの指さしは母にとって難しいことのようです。

何度聞いても聞きとれず 母の望みを察することができない時は 
母に うまく伝えるように強要し 時間がかかれば せかすことにもなります。 
そして それでもわからないと だんだんイライラ・・カッカ・・してきます。
聞き取ろう 聞き取ろう としても 理解できない事がよくあるのです。

本人も しまいには 目を閉じ 
『 もう いいよ 』 と言わんばかりの様子。

娘たち 夫も協力してくれますが みんな 『 ?? 』 ということもしょっちゅう。

そんな時 これから先もっと進んだらどうすればいいんだろう? と本当に落ち込みます。


でも最近は 深夜何度も起こされることに 慣れてしまいました。
母も 2晩眠らないと 3日目には死んだように爆睡してくれます。
その時 私もいっしょに爆睡すれば良いのです ねむり姫のように。 (笑)


私が疲れてしまう前に・・と担当のケアマネージャーが率先してくれて ショートステイも始まりました。
ありがたいことです。

家族やみんなが 『 いない時に身体を休めて 』 と気をつかってくれるけど
これが不思議なもので
母がいないと やっぱり淋しいのと 心配なのとで
深夜何度も目が覚める。 (笑)
昼間も やることはいっぱいあるのに 
母がいないと退屈で用事もないのにウロウロします (笑)

 居たら居たで 大変なんだけど 
今はまだ 母がいない時に 『 静かに眠れる 』と思ったり
『 いない間に何かを楽しもう 』と思うことが 後ろめたい気持ちになってるような気がします。

これは そのうちそう思わなくなり 慣れてくるらしいですけどねー。

これからどのくらい続くかわからない母の介護だから
ボチボチ マイペースでやっていくしかありません。




テレビでは 最高裁までになった 認知症JR事故問題が大きくとりあげられているけど
ほんとに悲しい事故で同情します。

老老介護で いっときたりとも目が離せない認知症の患者さんです。
亡くなったお父さんも可哀想だけど 残されたお母さん もっと辛いだろうなー。
それでなくても 悲しい死に別れなのに、
責任を追及され 大金を請求されて 心情を思うとほんとに同情します。

判決は 
配偶者や家族であることだけでは 監督義務者にあたらず 
特別な状況がなければ 監督責任を負わない。 というもの

一審二審を覆し
お母さん・長男ともに賠償責任を免れたということですね。

私個人は 同じ介護をする身として 家族にこれ以上悲しい思いをさせたくないな- と思いますから
よかったなぁ~と思う判決だったと思いますが
この問題 色々とひきずりそうですよね。

列車事故には昔から高額な賠償責任がつきまとうと聞きますし、
交通事故と違って 列車事故のための保険には誰も契約なんてしてませんよ。
確かにJRとしては 損害賠償をどこかに請求したい所でしょうけど
今回の例は 介護問題がかかわっていますからね。

一審は 配偶者・長男に賠償責任有り。
二審は 配偶者のみに賠償責任あり。

最高裁では 家族というだけでは責任は問えない??

なんか 裁判ってどんなものなの?? って思いますよ。

じゃ~ 他の事故はどうなるのかな~?? 
残された家族にすべて賠償責任がある場合とそうでない場合って生まれそうな気がします。

それに だいいち、
二審の  長男は20年離れて暮らしているから 監督責任はとえない・・・じゃ-ないですよ。

そこだけ聞くと 聞き手によっては勘違いしそう。

このご家族の場合 20年離れて暮らしていても協力者だったんだし、
十分監督者としての責任も果たしておられたんですよ。
お父さんの認知がすすみ始めてからは 
年とった母親を助けるために
仕事をする長男の代わりに奥さんが単身で近くに移り住み
介護のお手伝いをしていたのだそうです。

親の介護は よほどの理由が無い限り 家族みんなの責任だと思うし
離れて暮らそうが 近くに居ようが親の介護は同等の義務があると思います。

そこも 大きく報道されていないと・・・いけませんよね。

何もかもを社会のせいにしてはいけないと思います。
大切に育ててもらった親なら 尚のこそ みんなで協力して介護するのは当たり前。
労力を発揮できない時には 金銭的に協力するのだって親孝行だと思います。

離れて暮らす子供には監督者の責任は問わない・・・では無くて
監督者がいても 賠償を個人に負担させるほどの罪があるのか 無いのかじゃないのかな?と思いました。

今回のご家族は 介護の協力をし、監督者として責任を果たしておられたのですから

問題は  それでも 事故は起こった ことにあります。

今回のように 鍵を何重にもかけ 徘徊防止に人センサーをつけていても起こった事故だったのなら
そこまで大変な自宅介護せざるを得なかったことは どこに責任があるのでしょうか。

介護認定の制度や 受け入れ先不足の問題もありますよ きっと。

空いている施設は高額すぎて 誰もがお願いできるところではないんじゃありませんか?
それなりの料金の人気がある施設は ○○人待ち。 よく聞く話です。
今入所している人の死を待っているようなものです。

介護認定を受けていても 利用できる制度には限度があり
残りの時間は うたた寝すらできない大変な介護をしなければいけない人がいるんですよね。

世の中には 若い時に一生懸命働いて 蓄えをし、
甘えるな! 私は人の世話にはならん!と、老後のために必死に努力した人も沢山いると思います。
そのおかげで 悠々自適に老後を迎える人もいるでしょうけど
その割合は たぶん極わずかだと思います。

うちの母のように 施設での介護を希望しない場合もありますが
重症になった家族の介護はひとりや2人では無理です。
施設にお願いするには 年金や蓄えだけでは足りない人が世の中にはワンサカいるんです。
土地家屋を手放して老人ホームに入れる人はまだ幸せかもしれません。

施設やホームの料金もピンキリですが 
安いところでも 年金額によっては足が出るし 家族の負担金も生まれます。

今回のお父さんのような徘徊をする方を介護をされる人は 並たいていの労力ではすまないでしょう?
家の中に縛り付けておくわけにはいかないんです。
国や自治の助けを求めないと また 起こる事故だと思います。

アホみたいな国会議員の不祥事で 何度も選挙をやったりするくらいなら
もっと有効にお金を使えないものでしょうか。

病院の保険点数制度も 頭を傾げる問題が山積みですし、
高齢者社会の問題がこういう事故を起こしたのでは?と言っても過言ではないとおもいます。

オリンピック会場の建設にかかる莫大な費用ぐらいのお金を 

他の問題にも同じ様に使ってもらいたいものですね。


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プロフィール

もも

Author:もも
住まい 宮崎県
性別  女




平凡な家庭の主婦です。
毎日手抜きの簡単料理ですが
『これ食べました』 の記録です。
DIYも最近はじめました。
『こんなのができたよ』 の記録もしています。
平成22年までのブログはこちら♡
http://momorikomomo2.blog56.fc2.com/

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